「伝統的酒造り」が無形文化遺産に!ニュースを中国に配信

「伝統的酒造り」が無形文化遺産に!ニュースを中国に配信

【2024/12/15】2024年12月4日、UNESCO(国連教育科学文化機関)は、日本酒や焼酎、泡盛など日本の「伝統的酒造り」を「無形文化遺産」に登録することを決定。酒蔵をはじめ関係者から喜びの声があがったこのニュースを、美酒企画では、中国の国民的アプリWeChatで運営する中国向け日本酒専門メディア「享受清酒」で配信しました。

「無形文化遺産」とは伝統的な工芸技術などを保護する制度。日本からは2013年に和食が登録され、中国を含む世界各国で日本食レストランが劇増するなど和食ブームを巻き起こしました。

<画像ご提供:八木酒造部さま(愛媛県)>

麹菌を用いて米や麦などを発酵させる「伝統的酒造り」は、科学技術が発達していなかった時代より、日本各地の気候・風土に合わせ築かれてきた手作業の技術。祭事や婚礼といった日本の行事には酒が不可欠で、酒造りが地域社会の結束に貢献していることも高く評価され、登録が決まりました。日本の高度な技術がUNESCOに認められたことで、世界各国で日本の酒の価値が見直され魅力が広く伝わることが期待されます。

<中国向け日本酒専門メディア「享受清酒」掲載記事(中国語版)スクリーンショット>