「日本酒輸出協会」25周年記念シンポジウムの取材記事を中国に発信

「日本酒輸出協会」25周年記念シンポジウムの取材記事を中国に発信

【2023/04/11】 2023年3月2日に東京・市ヶ谷で開催された、日本酒輸出協会の設立25周年を記念したシンポジウムに出席しました。日本酒輸出協会は、高品質な日本酒の海外普及と輸出促進を目指し、セミナーや試飲会などを積極的に実施。現在の世界的な日本酒人気の礎を築いてきた団体です。

基調講演には、協会顧問で元ユネスコ大使の門司健次郎氏が登壇しました。門司氏は、日本酒を活用した独自の外交を長年にわたり展開。その功労への評価は高く「酒サムライ」に叙任され、さらにフランスにおける日本酒コンクール「クラマスター」の名誉会長にも就任しています。また、近著『日本酒外交 酒サムライ外交官、世界を行く』も好評を博しています。

シンポジウムでは、「日本酒輸出、海外SAKE市場の展望」をテーマにしたパネルディスカッションもおこなわれました。協会会長で酒類ジャーナリストの松崎晴雄氏や、協会理事で日本酒ジャーナリストとして活躍するジョン・ゴントナー氏、それに協会会員の蔵元の皆さんが、リアルとオンラインで参加。自身の実体験や苦労、輸出にかける想いなどを熱く語りました。

このシンポジウムを取材した記事を、中国の国民的アプリ「WeChat」で運営している中国語版日本酒専門メディア「享受清酒」に公開しました。実は、中国は日本酒の輸入額が2022年には約142億円(昨対比 137.8%)と過去最高を記録し、2年連続で1位。日本酒熱が年々高まる中国市場に向け、「享受清酒」では日本酒の情報発信を強化してまいります。