“映画”で能登支援!『一献の系譜』チャリティ上映会が各地で続々開催

“映画”で能登支援!『一献の系譜』チャリティ上映会が各地で続々開催

【2024/2/2】1月24日に東京・虎ノ門の中国文化センターで開催された、映画『一献の系譜』チャリティ上映会に行ってまいりました。

『一献の系譜』とは、能登半島で日本酒を醸し続けてきた技能集団「能登杜氏」にスポットを当てた、石井かほり監督による渾身のドキュメンタリーです(2015年公開)。

現在の吟醸酒の礎を築いた「能登杜氏四天王」と呼ばれる4人の杜氏、およびその後を継ぐ皆さんに密着。
一切の妥協を許さず、理想のお酒造りを追求する男たちの真摯でひたむきな姿を描いた傑作として、日本酒ファンから絶大な支持を受けています。

しかし今年の元日、能登杜氏のお膝元・能登半島に信じがたい悲劇が襲い掛かりました。
未曽有の大地震により、とりわけ奥能登地域の11蔵が受けたダメージは甚大。
8蔵は全壊・激しい損傷を被り、残りの3蔵も全壊こそ免れたものの、酒蔵や事務所、設備などが損壊しました。

そんな能登の窮状を救いたいと立ち上がったのが、石井かほり監督。
全国各地を飛び回り、『一献の系譜』のチャリティ上映会を精力的におこなっています。
美酒企画も2名で上映会に参加。わずかではありますが寄付をさせていただきました。

(左:江鐘鳴さん、右:石井かほり監督)

当日は会場の中国文化センター会場で展示会を開催中の書家・江鐘鳴さんが、応援の書を書いてくださるというサプライズも。
書かれたのは、「進奮川石城成志衆」
「皆の心を集めて石川県に城を成し、立って進もう」を意味するのだそうです。

チャリティ上映会は、所定のお申し込みをしDVDを購入すれば自主開催も可能
『一献の系譜』に加え、珠洲市で日本最古の「揚げ浜式」で塩づくりに励む職人たちをテーマにしたドキュメンタリー『ひとにぎりの塩』も対象作品です。

チャリティ上映会お申し込みフォームhttps://x.gd/A0DYS

能登半島は、私たち美酒企画にとっても非常に思い入れのある地。
創業する何年も前の2018年、宗玄酒造さんの蔵開きに行き、あまりにも楽しかったので取材レポを寄稿させていただきました。

【取材レポ】奥能登最古の酒蔵・宗玄酒造の「創業250周年蔵開き」に行ってきました!https://www.sakagura-press.com/sake/sogen1806/

美酒企画は日本酒愛が高じて、夫婦2人で立ち上げた会社です。
今後も、能登、そして全国の酒蔵さんを少しでも盛り上げていけるよう全力で頑張ってまいります。