【「嘉美心」嘉美心酒造さま(岡山県浅口市)】

                  < 国内外を飛び回る、5代目・藤井進彦(のぶひこ)社長>

嘉美心酒造は、1913年創業。
蔵を構える地は、瀬戸内海国立公園内にある三ッ山のほど近く。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ、古くより牡蠣の養殖や醸造業が盛んな地域です。

「酒造会社も生きる上では消費者。だから家族も安心して口にできる本物を」が信条。
伝統の味わいを残しながら新技術を取り入れ、米の旨味を最大限に引き出す丁寧な酒造りを追求。国際的なコンクールでも多数の受賞歴を誇ります。
さらに近年は、海中の「牡蠣棚」で酒を熟成させる取り組みも行なっています。

< 約4か月間海中で熟成させた「牡蠣と共に育つ酒」は、毎回すぐ完売する人気商品>

代表銘柄は「嘉美心」口当たりのよい旨口の味を豊富なラインナップで醸しており、国内外で広く愛されています。
創業100年となる2013年には新ブランド「神心」が誕生。ミネラル成分豊富な牡蠣殻を肥料に用い栽培された米を主に用い、“神”の名を冠するにふさわしい味わいが高く評価されています。

浅口市は、鬼の怪我を治したという伝説も残る遥照山(ようしょうざん)温泉も有名。
また、東アジア最大級の3.8m新技術望遠鏡を備える天体観測研究所、プラネタリウムや太陽観測など身近な宇宙を体験できる岡山天文博物館といった星にまつわるスポットも充実した「天文のまち」としてその名をとどろかせています。

お食事は、名物の牡蠣や蟹をいただくのがオススメ。嘉美心酒造の「旨口酒」とともに味わえば、至福の美食体験を得られます。

<嘉美心酒造さま公式SNS>

【お薦め銘柄】


「嘉美心 純米大吟醸」

米の旨味をお酒で伝えたいと、原料から貯蔵までこだわった純米大吟醸です。
栓を開けた瞬間に広がる、熟したリンゴのような華やかな香りには思わずうっとり。
冷やして飲むと、爽やかさが一層アップします。

フランスのトップソムリエが審査する「Kura Master 2023」純米大吟醸酒部門でプラチナ賞受賞。


「神心 純米吟醸 瓶囲い」

牡蠣殻をまいた田んぼで作った良質な米を使い、嘉美心酒造の真髄「淡麗旨口」を極めた自信作。綺麗な旨味と後味を追求し、大吟醸クラスのクオリティーに仕上げました。
雑味が少なく、やや甘口の味わいが心地良く酔わせてくれます。

「IWC 2021」でGold「Kura Master 2020&2022」純米酒部門で金賞を受賞。


「木陰の魚(こかげのさかな)」

「桃の女王」と称される岡山名産「清水白桃」から採取した希少な「白桃酵母」を使用。
フルーティでジューシーな味わいと、杏やスモモを思わせる香りが印象的。まるでワインのような新感覚の日本酒です。
8%と低アルコールなので飲みやすさ抜群。爽やかな甘酸っぱさは食前酒にピッタリです。

世界中の女性ワイン専門家が選ぶ「フェミナリーズ世界ワインコンクール2022」金賞受賞。


「嘉美心 秘宝」

米をふんだんに使う嘉美心ならではの、米の旨味たっぷりの永遠のベストセラーです。
滑らかな甘味と爽やかな酸味が絶妙に調和。落ち着きのある味わいなので、何杯でも飲めてしまいます。
お薦めの温度は40℃前後ですが、どの温度でも美味しく味わえます。
「IWC」では度々Goldを受賞。Gold受賞酒の中から特に優れた銘柄に授与される「岡山・本醸造トロフィー」も獲得しています。