【「原田」はつもみぢさま(山口県周南市)】

<利き酒競技大会での優勝も多数、鋭敏な感覚で知られる原田康宏社長>
はつもみぢは、1819年に創業。
日本酒を“移りゆく自然からの賜り物”ととらえ、「あなたの季節になる造り酒屋」をコンセプトに掲げています。
酒造りは冬の寒い時期にのみ行なわれるのが一般的な中、常に新しくフレッシュなお酒を飲んでもらいたいと“四季醸造”スタイルを採用しているのが、蔵の確固たるこだわり。
酒米を蒸す巨大な蒸し器「甑(こしき)」からは一年中、水蒸気がもうもうと立ち上っています。

<一年365日、季節に合わせた酒造りを行う、はつもみぢ>
代表銘柄は「原田」です。
原料米は、地元・山口県産の「山田錦」と山口県オリジナル酒米「西都の雫」(さいとのしずく)のみを使用しています。「西都」は、山口市が「西の京」と称されることに由来。それに淡麗でキレの良い味わいを想起させる「雫」を加えて命名されたそうです。
手間を惜しまず米の旨味を最大限に引き出し、豊かな吟醸香と柔らかな口当たりが、世界各国の日本酒ファンを魅了しています。

周南市エリアは、フグや瀬戸内海の魚が絶品。これらの海の幸とともに「原田」をいただけば、一生忘れられない思い出を作ることができます。
創業200年を機にリブランディングし、さらにフルーティーさと飲みやすさがアップ。フランスの「Kura Master」やイギリスの「IWC」、ミラノ酒チャレンジなど、海外の主要コンテストでの受賞歴も多い銘酒を、レストランはもちろん、ご自宅でも是非お楽しみ下さい。
<はつもみぢさま公式SNS>
はつもみぢで杜氏(製造責任者)を務めるのは、阿部美恵さん。山口県内では4人目の女性杜氏です。
入社のきっかけは、なんとハローワーク!酒造りの知識も経験ゼロながら日本酒業界に飛び込んだのだそうです。
たゆまぬ努力と才能でめきめきと実力をつけた異色の経歴の持ち主が語るエピソードの数々は、こちらからお読みいただけます。

<明るい笑顔と飾らない人柄も魅力の、阿部美恵杜氏>
【お薦め銘柄】
酒米の王様「山田錦」を贅沢に35%まで磨きました。
優雅な香りと奥深い味わい、存分に感じられる米の旨味は、まさに絶品。心まで優しく酔わせてくれる極上の美酒です。
冷やしてお気に入りの器に注ぎ、至福のひとときをお過ごし下さい。
大切な方への贈り物としても最適です。
上品な吟醸香と繊細で優しい口当たりを楽しめる純米大吟醸です。
パイナップルを思わせるフルーティーさも魅力。甘味と酸味のバランスが絶妙で、飲みやすさも抜群です。
冷たくして味わえば、爽やかさが口いっぱいに広がります。
「International SAKE Challenge 2022」では、最優秀純米大吟醸賞に輝きました。
心地よい吟醸香とフルーティーな味わいで人気の高い逸品。
ほど良い甘味と、優しい酸のバランスが秀逸です。
飲んだ後に感じられる果実のような余韻には、思わずうっとり。
いつまでも飲み続けたくなる一本です。
スッキリとしたのどごしで、コクと米の旨味の余韻も感じられる、爽やかな一品。やや辛口で力強さを備えた味わいは、肉料理とも好相性。冷やしても温めても美味しく味わえます。
ロンドンで開かれる世界最大規模の品評会「IWC」では、純米酒部門で見事金賞を獲得しました。