【「多満自慢」石川酒造さま(東京都福生市)】
<歴史ある美しい蔵は、ドラマのロケ地に選ばれることも多い>
石川酒造は1863年、自然に恵まれた東京西部の多摩地域で創業しました。
看板銘柄は「多満自慢」。
「多摩の心をうたいつつ、多摩の自慢となるよう、多くの人の心を満たすことができたら」という願いを込めて名付けました。
使用する水は、地下150mより汲み上げるミネラル豊富な地下天然水。
伝統の技術を受け継ぎながら心を込めて美酒を醸し続けています。
<”発酵”を愛してやまない、前迫晃一杜氏>
石川酒造が追求するのは「食事に寄り添う酒」。
香り穏やかな甘い酒は、和食、中華、洋食など、どの料理にも合い、毎日でも飲みたくなります。
また、日本酒だけでなくビールも醸造。東京の名を冠した「TOKYO BLUES」や「多摩の恵」は東京を代表するクラフトビールです。
石川酒造の別名は「酒飲みのテーマパーク」です。
広大な敷地内には、季節の食材を使ったイタリアンレストランや、新鮮な海鮮が絶品と評判の日本料理店を併設。できたてのお酒や、ここでしか飲めないお酒と共に至福の美食体験を楽しめます。
また、6つの国登録有形文化財が現存しており、石川家や酒造りの歴史について学べる史料館も充実。訪れた人々を温かく迎え入れてくれる、東京に来たら絶対に行きたいスポットです。
<石川酒造さま公式SNS>
2024年5月、石川酒造を訪問させていただきました。
蔵にお邪魔したことは何度もありますが、実は石川社長ときちんとお話しするのはほぼ初めて。少々緊張してインタビューに臨みましたが、穏やかなお人柄と柔らかな語り口で、すぐにリラックスできました。
たくさんの質問にも優しく答えていただき、すっかりファンになりました!
ハーモニカの名手としても知られる石川社長へのインタビューは、こちらからお読みいただけます。
2024年9月、私の”もっとも会いたい人ランキング1位”だった前迫晃一さんから直接お話を聞けるチャンスをゲットしました。
前迫さんの個性が光る業界向けLINEスタンプ(「M310酵母」「カプロン酸エチル」などマニアにはたまらないワードが続出) を愛用し、公式X (旧Twitter) のフリーダムな投稿を愛読している私は、「わー、本物だ!」と思わず叫んでしまいました。。。
楽しすぎたインタビューをまとめた記事の日本語版を、ぜひこちらからお読みください。
【お薦め銘柄】
お米の美味しさと甘さがストレートに感じられる吟醸酒です。
香りは優しく、口当たりはなめらか。お料理の味を一層引き立ててくれます。
穏やかな味わいなので、いつまでも飲んでいたくなる逸品。
常温でも温めても美味しく、冷やしたり、氷を入れるのもお薦めです。
お米の旨みを活かした、多満自慢らしいお酒です。
柔らかく程良い酸味が、爽やかさと軽快さを演出。スッキリした後口も魅力です。
どんな食事やおつまみにもピッタリな、まさに万能酒。
幅広い温度で楽しめます。
東京国税局酒類鑑評会の清酒燗酒部門で2022年と2023年に優等賞を獲得しました。